筋肉ってホンマに必要なん?

「筋肉をつける事は、ダイエットにも健康にも重要!」
「筋肉がないと痩せてもスタイルが悪くなる!」
ダイエットの情報を集めると、よく目にするこれらの主張。果たして本当なのでしょうか?

筋肉量が増えれば、その分基礎代謝量(全く活動せずとも生きているだけで消費するカロリー)も増える。筋トレをダイエットに組み込むようすすめる意見では、よくこう語られています。
が、実は筋肉が1キロ増えたところで、基礎代謝量は13kcalしか上がらないそうなのです。筋肉を1キロも増やすのは簡単ではないので、これだけ見るとあまりダイエットに良いとは思えません。

ですが、筋肉がダイエットと健康に重要なのは間違いないのです。

その根拠の1つ目は、体積の違いです。
筋肉の1キロは0.9リットル、脂肪は1.1リットルになるのです。
何キロも積み重なれば、その差はひと目でわかる程。加えて脂肪はブヨブヨしていますし、痩せた外見を手に入れたいのならば筋肉は必須です。

え、「そんなもん、その分痩せたら筋肉がどうとか関係ないやろ」?
いやいや、健康面を考えるとそれは危険なのです。

2つ目の根拠は、歳を経た時のリスクです。
サルコペニアという言葉をご存知ですか? 筋肉が減りすぎて、筋力や身体機能が低下している事を指す言葉です。
若い内は無理もきくでしょう。しかし、年齢を重ねれば体は衰えていくものです。そんな時、若い頃既に筋肉が少なければ……衰えは、一層の猛威を振るいます。
関節痛などで体を動かすのが大変な状態での筋トレは、相当に辛いと聞きます。それならば、高齢になる前にある程度筋肉をつけている方がその後の人生が楽でしょう。

外見の引き締まり方の違い、高齢になった時のリスク低減。以上から、筋肉は必要なのですね。